1 月 18

IPOのように未上場企業の新規公開の時に、発行価格等を決める方式のうち、ブックビルディング方式では、需要の予測期間を設けて、あらかじめ仮の価格や割引率等を、投資家に提示します。

その後、投資家にブックビルディング期間と呼ばれる、需要申告期間中に、「どのくらいの価格ならば購入したいか」を予想、提示して、正式な最終条件を決定するものです。

もしもIPOでの株の購入を希望するのであれば、まず最初の手順として、このブックビルディングに参加しなければなりません。つまり、ブックビルディング方式でIPOの、新規公開株や公募、売出株式を取得するためには、まず第一に、ブックビルディング方式(需要申告)に参加すること、第二に購入の申込みをすることが必要となってきます。

 

IPOに申し込む際に注意しなければならないことは、思いたったら、誰でもすぐにその場でIPO株の申し込みができる訳ではない、と言うことです。口座を開設していないとブックビルディングには参加できません。

従って、まずは口座開設した上で申し込まなければならないのです。ただし、口座開設を新規に行う場合、手続き等でブックビルディング申込期間に間に合わない場合もありますので、IPOを申し込もうと思ったならば、具体的な企業が決定していなくても、口座だけはあらかじめ設けておくと良いでしょう。

 

口座の準備が整ったらIPOのブックビルディング申込期間中に、仮条件の範囲内で需要申告をします。

一定の申込期間が終了すると、ブックビルディングの結果が発表されます。つまり、ここで初めてIPOでの株の売出価格が決定するわけです。

この際詳しい条件なども発表されますので、自分の予定や、自己資金、運営予定などとよく照らし合わせて購入するかどうかを検討してみましょう。

 

結果発表と同時に、購入申込の権利も付与されています。この時点で、本当に購入を希望する場合には、購入申込を行なうことになります。

もしここで購入申込を行なわないと、申込者が多い場合に行われる抽選にも参加できませんし、結果的には権利放棄と言うことになってしまいますので十分に注意して下さい。抽選が行われ、当選して初めてIPO株の購入となるのです。

とにかくIPOの取得の場合、需要申告によって購入申込の権利が発生しても、その後の購入申込を行わない限り、権利放棄とみなされ、権利が失効してしまいますので、絶対に忘れないようにして下さい。